愛の夢#01 「ああこの夕方の匂いは君と過ごした夏と全く同じじゃないか。」 口に出してみたら、何か劇的な、ロマンチックな現象が起こらないかと期待したけれど、無駄だった。 網戸にして、タイマーをセットしていた扇風機はとっくに動きを止めたようだった…
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