2019年振り返り
今年はなんか人生で1番濃い1年だったような気がしたので、今までこういう記事を書いたことはないのだけれど、初めて書いてみようかなと思った。
どういう風に書くのがいいのか、パッと思いつかないから、素直に時系列で書く。
「1月」
当時の彼氏と、佐賀に住んでいた彼氏のお友達の家まで車で行って、そこで年越しをした。
カニとか、お寿司とか、なんか美味しいものいっぱい食べた。
年越した数分間、お坊さんが鐘をついてるだけの映像を見てた気がする。
あれって毎年やっている番組ならしいですよね。私は人生で初めて見た。
海外でクリスマスに暖炉を映し続けるだけの番組があるらしいじゃないですか。
それと同じ感覚の番組なのかな。暖炉の番組も本当にあるのかは知らないけど。
「2月」
当時の彼氏と喧嘩ばっかりしていた気がする。
「3月」
多分別れたのが3月だった気がする。
「4月」
振られたしなんか始めようと思った。最初はバンドを組もうかなと思ってour soundsをひらいた。
そしたらもっと気軽にできそうな、アコギのサポートします!みたいな投稿を見つけた。
こうじさんがour soundsにいてくれてよかった。個人的に今年自分が始まったのは4月。
「5月」
彼氏ができた。Amazonプライムに登録して、映画を貪るように観るようになった。
今年は135本観た。この当時の彼氏には、映画や、「女性」というものの考え方に関して、かなり影響を受けた。
私に足首がないという話や、家族内の女性が全員海鮮ものを苦手なので、生魚を食べる私を見てギョッとしてしまったという話をした。
部屋が片付けられて、きちんと働いていて、借金がなくて、清潔な彼氏は初めてだった気がする。
高校生の頃の彼氏もすごくお部屋とかきれいだったろうし、きちんと働いていたし、借金なんてなかったと思うけど、なんとなくノーカウント。
「6月」
出ようと思っていた「ライブはじめました」というイベントに、お仕事のせいで出られなかった。
自らが手を動かす企画やデザインのお仕事よりは、少しディレクション寄りにお仕事内容が変わってた。
上手く自分の役割を理解できなくて、かなり悩んだ。
「7月」
TOY STORY 4を観た。私はシリーズの中で1番好きだし、3の終わり方だと、またいつまでも続くという感じだったのが、やっとちゃんと終わったという感じがしてよかった。
当時の彼氏の家にホームプロジェクターがやってきた。
私はこの辺でやっと、5年間付き合っていた元彼の借金を肩代わりしてからずっと続いていた「クレカ地獄」から抜け出せた。
やっと現金派に戻ってこられた!わー!がんばった!
と思ったら、世間にはキャッシュレス決済の波が来ていた。ピピって。
「8月」
6月の「ライはじ」に出られなかった私は、10月末のライはじに出ようと決めたので、軽い気持ちで「1曲くらい弾けるようになってみようかなと思う」と口に出してみた。
「2~3ヶ月あれば1曲は絶対に弾けるようになりますから。」
とこうじさんに言われて、やらねば、と思って練習を始めた。
夏休みは長かった。ずっと彼氏の家で過ごした。
「居酒屋メニューが食べたい」「吉祥寺のあのお店のあのメニューが食べたい」
食べたいものをはっきり言ってくれるタイプだったのでたくさん作った。
キッチンの使えないシェアハウスに引っ越してきて長いので、料理ができなくなっていたらどうしようと思ったけれど、全然できた。
あー、よかった。
「9月」
上司に辞めると伝えた。
11月いっぱいと言ったけれどダメそうで1月いっぱいと訂正したら社長に言ってみるから待っていてと言われた。
就活を始める。私にはもう、雑貨の企画デザインなんて向いてないんだ…とすごく落ち込んでいたのがマックスになっていた時期。
「10月」
彼氏と、普通の自転車に乗るときにヘルメットを被るか被らないかで意見が分かれたのをきっかけに、別れることを決めた。
合わないな、はずっとあったけど、まさか自転車のヘルメットの話で自分の心が決まるなんて思ってなかった。面白かったな。
元彼になった彼の家に、自分の荷物を取りにいった帰り道、都電の中で、
「彼と付き合わなかったら、都電なんて多分乗らなかった。大塚駅に降り立つこともきっとなかった。」
と思えて「これってエモい?」と思った。
彼とは上手くいかなかったけれど、人生で私を都電に乗せてくれて、ありがとうと思う。
そんな中で初めて人前で生演奏で歌を歌った。「ライブはじめました」の本番だった。
ギターびっくりするほど下手だし、歌もシンプルに下手なんだけど、なんか関わった人が全員いい人ですごくやってよかった。
あと何故かMCで私は大嘘をついた。「恋人と1年以上続いたことがない。」これは大嘘。
歴代、1年ちょい。5年。1年ちょい。5ヶ月だ。この5ヶ月っていうのが自分的に衝撃的すぎてMCでこんなこと言ったんだと思う。
今思えば彼氏と別れたことに、少しまだ動揺していたのかもしれないなあ。
こうじさんはもちろん、ゲストで普段「青とノクターン」というユニットを組んでいる千絵子さんという人が私の人生に登場した。
私この人のことすごく好きだ。びっくりした。歌う前から、あーこの人好きだなあと思った。
2月にもこの「ライはじ」に出る。驚いたけど、このイベントは「ライブはじめました!初です!」の人だけじゃなくて、2回目3回目と出ていいらしい。
何回も出ていいらしいけど、なんか、自分的には早めに次のステップに進めたらいいな、とか思う。
「11月」
彼氏ができた。お髭がいい感じの彼氏だ。お髭剃ってもいい感じ。
彼が告白してくれた日、私は実を言うととても体調が悪くて、私が好きだからと予約してくれていたおしゃれな餃子のお店でもほとんど食べられなかったし、お酒も1杯しか飲めなかった。
よく告白してくれたなあ、と思う。
私は「表情が暗い」とか「なんで真顔なの」とかよく言われてしまうけれど、この人は私の微妙な表情も読み取ってくれているのかもと少し思った。
この人のことは多分好きだ、と10月に初めて会ったときになんとなく一目でわかった。
この直感で物事を決めるの多分本当に良くないのだけれど、直感のおかげで今年は様々な人に出会えたのでよしとする。
「12月」
オリジナルの曲を、2曲作った。
最後の1週間くらいで1曲、2曲目は、2日間くらいで作った。
初めて作った曲は、なんか長い。2曲目は、なんか歌詞が重い 笑
自分のための作業ができるのすごく楽しいし、イラストをデジタルで起こせるのがすごく嬉しい。
せっかくオリジナルの曲ができたので、Macも買ったことだし、PVとか作ってアップロードしよう〜!とワクワクしている。
ボイスメモで、下手なギターだけれど、とにかく人目に晒していくことが大事みたいなこと聞いた気がする。
そうだなと思うので、この年末年始休みの間になんとかYoutubeにあげたいなと思う。
8月頃にギターを練習しはじめて、12月にはオリジナルが2曲あるとは思ってもみなかった。
なんかすごく充実していていい年だった。
本のこと、映画のこと、彼氏のこと、音楽のこと、それぞれで切り取って、何個でも記事が書けるなあと思うほど実がぎっしり詰まっているし、今までで一番休日に予定が入りっぱなしな1年だった。
お仕事が中心にならなかったのが初めてな年だったのかもしれない。
去年、会社の課内の忘年会で、みんなで来年の自分の抱負を漢字一字で表現した。
「6年4組」という渋谷の居酒屋で、きちんと藁半紙に習字で書いた。
私が書いたのは「穏」という字だった。去年の私は今年を穏やかな1年にしたかった。
全然違ったし、去年の私が思い描いていた1年よりももっといい1年になった。
来年は「出」がいいかな。もっといろんなところに出て行きたい。いろんな人に出会いたい。不必要な場所からは脱出したい。
やっと時間の使い方や、自分自身の受け入れ方・扱い方がわかってきた。
今年うまくできなかったことは、来年もっとうまくできるようになっているはず。
努力は人を全然裏切ると思う。でも努力し続ける自分でいてほしいなあ。
「やってよかったよ!すごく楽しかったよ。」と言っている未来の自分をイメージしながら、2020年も、たくさんのことに挑戦したい。